澤姫のふるさと 「白澤宿」
奥州街道の宿場町・白澤宿は、古来より生活用水・農業用水として活用されてきた水路が街中を巡り、今も水車が廻る水の街として知られ、宇都宮市の景観形成重点地区として指定されている。その中心地に位置する当蔵・井上清吉商店は、その肥沃な土壌と豊かな水資源を活かし、地域に根差した日本酒造りを営んでおります。
銘柄の由来
「地域に愛される酒を造りたい」という願いから、地元の地名・白澤から「澤」の字を譲り受け、そこに愛される象徴である「姫」の字を合わせ「澤姫(さわひめ)」と命名したとされています。商号である「井上清吉商店」は2代目当主の名から。そして「下野」とは我々の愛する地元・栃木県の旧称。古来より「名は体を表す」との諺がありますように、「澤」という字の持つ清冽で爽やかなイメージと、「姫」という字の持つ優しく優雅なイメージが共存するような美酒造りを追及しています。